クビになる人の6つの特徴|回避する方法も解説

2023.8.31 (木)

キャリア

スゴキャリは自分に合った仕事を見つけて金曜の夜よりも毎週の月曜日が楽しみになる仕事の成果が上がり、年収も上がるこれらを実現するための転職コーチングです。

「クビになるかもしれない」と考えながら仕事に取り組んでいたら、モチベーションが下がってしまいます。

「何を言われるんだろう」と、ビクビクしながら毎日会社に向かうのも苦痛ですよね。

人事部勤務を経験したことがある筆者は、多くのクビになる人を見てきました。

クビになる人には共通した特徴があります。

この記事では、何がクビにつながってしまうのか、どうすればクビを回避できるのかを解説します。自身に当てはまる特徴がないかチェックして改善していきましょう。

クビになる人の特徴6選

クビになってしまう人の特徴は以下の6つです。

・遅刻や欠勤が多い
・仕事をサボる・いい加減な仕事をする
・上司や同僚とのコミュニケーションが不足している
・指示待ち人間になっている
・報連相ができない
・ミスや欠点を改善しない

それぞれ解説します。

遅刻や欠勤が多い

一般的なことですが、遅刻や欠勤が多い人はクビの対象になります。

遅刻や欠勤が多い人に重要な仕事を任せられませんし、遅刻や欠勤のたびに同じ部署の仲間や上司に迷惑をかけることになります。

「仕事以外のところで迷惑をかけてしまう人は同じ職場で働けない」ということです。

体調不良など欠勤せざるを得ないときはありますが、遅刻に関しては本人の意識の問題です。

遅刻や欠勤が多い人は、真っ先にクビを切られる対象になるので覚えておきましょう。

サボる・いい加減な仕事をする

仕事に誠実に取り組めない人もクビの対象になります。

こちらも、重要な仕事を任せられませんし、プロジェクト単位で仕事をするとき、チームに加わってほしくない存在です。

例えば、以下のような態度はいい加減だと思われます。

・資料のミスに気付けないなど、確認が甘い
・自分の仕事が進まないと周りに悪影響があるのに悪いと思わない
・納期などの期日や約束を守らない

これらの要素は会社や仲間に迷惑をかけるので、クビの対象になる恐れがあります。

上司や同僚とのコミュニケーションが不足している

仕事のできる・できないよりも、コミュニケーションが不足している方がクビの対象になる可能性が高くなります。

なぜなら、コミュニケーション不足は会社に良くない空気をもたらし、環境の悪化につながってしまうからです。

一匹狼で過ごすスタイルはカッコよく見えるかもしれませんが、多くの場合は「絡みにくい」「変な人」という印象を与えます。

また上司からは「なじめていない」という評価になる可能性も出てきます。この評価はクビだけではなく、出世にも影響しますので注意しましょう。

指示待ち人間になっている

何年たっても、上司からの指示がないと仕事に取り組めない人はクビになります。

仮に仕事ができても、指示を受けてからしか行動できない人は、圧倒的に仕事が遅く非効率です。

例えば、会議をするという話が出たときに、指示があってから資料を作ったり、指示を受けて初めて会議の場所を押さえたりするというのが指示待ち人間の特徴です。

同じ給料を払うなら、上司の指示を待たないと何もできない人と、考えて行動できる人、どちらを会社に残したいかは明らかですよね。

会社で人員整理などが発生した場合、真っ先にクビの対象になると思っていてください。

報連相ができない

クビになる人の特徴の1つに報・連・相ができない人が挙げられます。

報・連・相ができないと、さまざまな場面で大勢の人の時間を奪うことになります。

取引先とのトラブルを上司に報告していなかったり、資料が変わったことを連絡していなかったり、抱えている問題を相談できなかったりすると、直前で慌てて対応が必要になりますよね。

とくに取引先とのトラブルなどは会社と会社の話になることが多いため、報告を受けていない上司は取引先に赤っ恥をかかせることになり、評価はガタ落ちです。

そのため報・連・相のトラブルが続くとクビの可能性が高くなるのです。

ミスや欠点を改善しない

クビになってしまう人の一番の特徴が「ミスや欠点を改善しないこと」です。

誰にでもミスはありますし、迷惑をかけてしまうことはありますし、一度や二度のミスでクビになるわけではありません。

多くの方が上記で挙げたポイントを繰り返し、何度もミスすることにあるのです。

とくに同じミスに関しては「改善する気がない」と取られても仕方がありません。

本人が改善する気があるといっても、行動が伴っていなければ意味がないからです。

改善できない人はクビになってしまうので気をつけましょう。

クビにならないための行動6選

クビにならないための行動は、以下の6つです。

・遅刻や欠勤をしない
・コミュニケーションをとる
・誠実に仕事をする
・主体性を持って仕事をする
・報連相を徹底する
・指摘されたことを改善する

前述したクビになる人の特徴に当てはまるところを改善することが、クビにならないための一番の近道です。

以下で詳しく解説します。

遅刻や欠勤をしない

まずは、徹底して遅刻や欠勤をなくしましょう。

体調管理や時間管理をしっかり行うことで、遅刻や欠勤を改善できます。

家庭のことや体調不良による欠勤は仕方ありませんが、遅刻は改善できます。

遅刻は時間の見積もりの甘さが大きな原因です。

遅刻が多い人は、電車通勤なら1本乗り遅れたら遅刻になってしまうようなギリギリの電車で通勤しているなどがよくあるパターンです。

例えば2本早い電車に乗れるようにするなど、生活の習慣をあらためることで、遅刻ぐせは治ります。

時間管理から始めて遅刻や欠勤をなくしていきましょう。

コミュニケーションをとる

クビにならないためにコミュニケーションは大事ですが、仕事をスムーズにする上でも大事な要素です。

コミュニケーションをとることで、より信頼関係も深まるのでぜひ実践してください。

コミュニケーションに役立つポイントは以下の5つです。

・相手に興味を持つ
・ボディランゲージに注意する
・簡潔に話す
・積極的に会話に参加する
・肯定的な態度をとる

この5つを意識するだけで基本的な会話はできるはずです。

より詳しいコミュニケーションのとり方を知りたい人は、以下の記事もチェックしてください。

人付き合いが苦手な人がするべき行動を紹介!社交的に振る舞えるテクニックでその場を乗り切ろう

誠実に仕事をする

会社から評価されるポイントに、仕事に対する誠実さは必要不可欠。

上司や同僚、取引先との友好な関係を築くうえでも大事です。

実際「仕事はイマイチだな」と感じたとしても、仕事に向き合う姿勢や周囲への信頼が高ければ、クビになることは少ないでしょう。

誠実な人は、仕事もスムーズに進むことが多く、その主な理由は周囲の人が助けてくれるという点にあります。

「仕事がいい加減だ」と言われたことがある人は、一度仕事に誠実に取り組んでみてください。

主体性を持って仕事をする

仕事に主体的に取り組める人は、クビになりにくいです。

自ら考えられる人は自己成長しますし、上司から見ると「指示しなくていい」は、仕事を減らしてくれる貴重な存在です。

プロジェクトが動き出したら、必要になる取引先のリストアップをしておいたり、問題になりそうな課題や不安点をあらかじめ洗い出しておいたりするなど、主体性を持って取り組める人はそれだけで会社の戦力になります。

主体性が足りないと感じる人は、「このあと何が必要か」など、先を予測する意識を持って仕事に取り組みましょう。

報連相を徹底する

報・連・相ができる人は、クビになる可能性が低いです。

仕事に必要な情報の共有ができる人は、それだけでトラブルの回避能力や、問題を改善する力が身についているからです。

報・連・相ができない人の多くは、何のために必要なのかを理解できていない人が多いです。改めて必要性を考えてみましょう。

報告

上司に仕事の経過や結果を伝えることを報告といいます。

部下と上司の間で情報共有ができていると仕事が問題なく進んでいるかを把握が可能です。

トラブルの発生なども報告がしっかりできていれば、早期の解決に役立ちます。

ポイントはあいまいに伝えるのではなく、しっかり結論を伝えましょう。

例えば上司に契約ができたかどうか聞かれたときは、「契約できそう」と報告するのではなく「現状まだ契約できていない」と、答えるのが正しい報告です。

この報告であれば、上司も契約できていない原因について一緒に考えてくれるはずです。

連絡

チームや社内での横のつながりで情報共有することを連絡といいます。

関係者同士が仕事の情報を共有するので業務の準備や調整をスムーズに行えます。

連絡のあいだで問題が発見できれば、素早く対処もできるのでミスの発生を最小限に抑えられる効果もあります。

相談

自己判断できないときに上司や同僚に意見を聞くことを相談といいます。

課題解決の近道でもありますし、報告と合わせて相談することでより深いコミュニケーションになります。

指摘されたことを改善する

指摘や注意を受けた事柄は、あなたが直さなければならない課題です。

指摘されたことを改善するには、未熟さを受け入れる器量と素直さが必要です。

指摘されたことを改善できる人は、今はできなくても将来的にはできるようになる。という判断もできるため、雇ううえで会社としても特に問題ありません。

そのため、クビにならないように、真っ先に取り組んでほしいのが指摘されたことの改善です。

【クビの前兆】指導記録は解雇の根拠になる

業務中の不手際で指導されることもあるかと思います。その不手際の指導記録は、解雇の根拠になります。

しかし、会社は人を雇うと簡単にはクビにできません。

【解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする】

労働契約法16条より

簡単に説明すると、「会社や経営者側の勝手な基準でクビにするとそれは無効になります。クビにするなら客観的にみてもそれなりの理由が必要です。」ということです。

裏を返せば、客観的に見ても「クビで仕方ない」という証拠があればクビにできるということになります。

実際に筆者が経験したケースでは、遅刻が多い人やクレームの多い社員、一人一人に「指導記録」というものが用意されていました。

指導記録には過去の上司からの指導、アドバイスなどすべて記録に残されていて、クビを通告するときに「これだけあなたに指導をしたけど改善の見込みがないと判断したので解雇します」と証拠として突きつけられます。

このように、クビにするときは会社も法律的な要素を考えてクビを通告する場合が多いです。

何かしらの理由で記録をつけられている場合は、早急に改善すべき点を是正してください。

主体的に取り組めないなら転職もあり

もしあなたが主体的に仕事に取り組めないなら、それは今の仕事自体があなたに合っていないかもしれません。

本来、仕事が楽しめていたら、人に言われなくても主体的に取り組むはず。それができていないのは、仕事に対してやりたいことやモチベーションがないからではありませんか?

「クビになりそうだから、なんとかしがみつかないと!」とその仕事にこだわるより、転職した方が意欲的に仕事ができるかもしれません。

あなたの強みや意欲的に働ける条件などがわからない場合は、転職活動より先にキャリアコーチングを受けてみてください。

キャリアコーチングのメリット

キャリアコーチングを受けるメリットは以下のとおりです。

・自分の価値観を認識できる
・自分の強みが理解できる
・目標を持ったプランが立てられる

詳しく解説します。

自分の価値観を認識できる

仕事に対する価値観は人それぞれで、「お金が稼げればいい」「定時で帰りたい」という人、「夢中になれたら何時間でも働きたい」などいろんな人がいます。

自分の仕事に対する価値観が実現できる仕事なら主体的になれるはず。キャリアコーチングではあなたの価値観を認識してもらい、情熱をささげられる場所を見つけるためのサポートをします。

自分の強みが理解できる

自分の強みが活きる仕事では、何より人に頼られることで積極的な仕事ができるようになります。

例えば、教育が好きなら新入社員の教育の部署に働く場所を移すことで高い評価が得られるかもしれません。

キャリアコーチングでは強みだけでなく、適している業界などもアドバイスできます。

目標を持ったプランが立てられる

仕事は目標も何もないとただのルーティンワークになってしまい、モチベーションが上がりません。

目標に向かって仕事をするだけで、自然に自分に足りないことが改善でき、主体性ある取り組みができるようになります。

自身で目標を立てて達成に向けて仕事ができる人はいいですが、目標の立て方がわからないときはキャリアコーチングがお手伝いをします。

自己成長のきっかけになるので、ぜひキャリアコーチングを体験してみてください。

まとめ:クビになる人は仕事が楽しめていない

クビになる人には共通した特徴があります。

・遅刻や欠勤が多い
・仕事をサボる・いい加減な仕事をする
・上司や同僚とのコミュニケーションが不足している
・指示待ち人間になっている
・報連相ができない
・ミスや欠点を改善しない

しかし、これらの特徴はあくまで間接的な要因で、本当の原因は仕事に楽しさややりがいを感じられていない人のモチベーションです。

仕事が楽しくてやりがいを感じられていたら、必ず勤怠は良くなり、主体的にコミュニケーションも取れるはず。

今の仕事に楽しさや目標が持てないなら、転職も1つの方法です。

しかし、勢いで転職しても、次の会社でまたクビになる可能性があるかもしれません。

仕事を続けるにしろ、転職するにしろ自分の強みや価値観を洗い出すのは人生を変えるきっかけになります。

スゴキャリではあなたの強みや価値観を見つけるお手伝いをしています。

今なら無料でカウンセリングを実施しているので、この機会にぜひお試しください。

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