ハローワークの使い方は?意外と知らないメリット・デメリットを解説

2024.1.15 (月)

キャリア

スゴキャリは自分に合った仕事を見つけて金曜の夜よりも毎週の月曜日が楽しみになる仕事の成果が上がり、年収も上がるこれらを実現するための転職コーチングです。

目次

会社を退職した後、ほとんどの方が足を運ぶことになるハローワーク。

失業保険のために利用するイメージが強いのですが、提供しているサービスや利用方法は意外と知られていません。

この記事では初めてハローワークを利用する方向けに、利用方法やサービス内容を解説していきます。

この記事を読めば、自分に合ったハローワークの活用方法がわかりますので参考にしてみてください。

ハローワークで利用できるサービス

多くの方が利用するハローワークは、求職活動に関するさまざまなサービスを提供する施設です。

この項目では、ハローワークの代表的なサービスについて解説していきます。

ハローワークで利用できるサービスは以下の通りです。

・求人紹介
・就職にまつわるサポート
・失業保険の受給
・職業訓練

それぞれ詳しく見ていきましょう。

求人紹介

ハローワークでは求人情報の検索・閲覧や、職員が求職者の希望や条件に合った求人を紹介しています。

求人情報の検索・閲覧サービスは、希望する職種、地域、雇用形態などに応じて求人情報を自由に検索し、閲覧できるサービスです。

ハローワーク内にある端末か、事前登録すれば自宅のパソコンやスマホからも利用可能です。

その他にも、職員が求職者の希望や条件を聞きながら、適切な求人を個別に紹介してくれたり相談に乗ってくれたりもします。

求人情報から自分で仕事を探すこともできますし、職員による個別サポートを受けることもできます。

就職にまつわるサポート

求人に応募した後も、履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削指導や、面接対策までサポートしてくれます。

サポート方法は個別指導もありますが、求職活動に関するセミナーも開催されています。

セミナーでは、自己分析やPR方法を相手に伝えるノウハウの解説など、就職活動を有利に進める内容が盛り込まれています。

事前登録が必要で先着順の場合があるので、参加を希望する場合は定期的に情報をチェックしてください。

気になる仕事が見つかった後も、試験や面接対策までハローワークで行えます。

失業保険の受給

失業保険の受給を希望される方は、ハローワークに届け出を行う必要があります。

受給条件や期間、金額などは状況により異なるので、ハローワークに確認してください。

特別な理由がない場合、失業保険の受給には求職活動を行っている証明が必要になります。

そのため、受給中は何度かハローワークに足を運ぶことになります。

失業保険の給付を受けながら再就職を目指す場合は、ハローワークで失業保険の手続きをしてください。

職業訓練

ハローワークでは、テキスト代のみの自己負担で職業訓練を受けられます。

コース内容は幅広く、資格取得など目的に合った訓練が選べるようになっています。

条件を満たせば生活支援として、雇用保険の失業等給付もしくは職業訓練受講給付金が受給可能です。

職業訓練を受けるには年齢や学歴などの条件はありませんが、訓練機関での選考に合格する必要があります。

興味のある分野がある方は、職業訓練を利用することも検討してみてください。

ハローワークで利用できる特別なサービス

ハローワークの中には、特定の層に特化したサービスを提供している場合もあります。

より個々の状況に合わせたサービスを提供しているので、該当する方は利用することをおすすめします。

以下がハローワークで利用できる特別なサービスです。

・新卒応援ハローワーク
・わかものハローワーク
・マザーズハローワーク
・ふるさとハローワーク

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新卒応援ハローワーク

大学・大学院・短大・高専・専修学校などの学生や、卒業後おおむね3年以内の方を専門に支援するハローワークです。

1人ひとりに就職支援ナビゲーターが担当者としてつき、個別に支援してくれます。

臨床心理士も配置されていて、心理的サポートも行ってくれるのも特徴です。

初回予約は不要で、各都道府県に最低1か所は設置されています。

わかものハローワーク

正社員就職を目指す、おおむね35歳未満の方が利用できるサービスです。

初回利用時に、就職支援ナビゲーターが1人ひとりに合わせた支援プランを作成します。

全国各地の求人だけではなく、わかものハローワークならではの非公開求人も紹介してくれます。

わかものハローワークは職場定着に力を入れているのも特徴です。

働き方やブラック企業に関する相談など、就職後のサポートも手厚くなっています。

わかものハローワークは、若い世代の正社員就職と就労の定着を目的としたサービスです。

マザーズハローワーク

子育てしながら仕事を探す方に特化したハローワークです。

子育てと両立しやすい就職先の紹介や、保育所など子育て支援に関する情報も提供しています。

子ども連れでも利用しやすい環境になっているので、子どもの預け先がない方でも安心して就職活動ができます。

ふるさとハローワーク

ハローワークが設置されていない・近くにない地域に設置されているハローワークです。

一般のハローワークとは同じで誰でも利用でき、就職活動の支援が受けられます。

失業保険関係の手続きなど一部扱っていないサービスがあるので、利用前に確認してください。

初めて行くときの服装・必要な持ち物は?

ハローワークを利用しようと思ったときに、服装や持ち物が分からない方は多いのではないでしょうか。

利用目的別で服装・必要な持ち物についてまとめましたので、利用前に確認してください。

求職活動をする場合

【必要な持ち物の確認】
・必要に応じてスーツ着用
・必要書類
・筆記用具
・初回利用時発行のハローワークカード

求職活動をする場合は、状況に応じて服装を変更してください。

求人検索や相談の段階では、私服でも問題ありません。

私服で行く際は清潔な衣服を選び、サンダルなどラフすぎる服装は避けるのをおすすめします。

模擬面接や説明会など、求職活動に直結するステップになったらスーツを着用するようにしましょう。

私服の選び方に悩む場合はスーツで行けば困ることはないのと、窓口職員の印象も良くなります。

持ち物は必要書類や筆記用具のほか、初回利用時に発行されるハローワークカードを必ず持参してください。

失業保険の申請をする場合

一般的に失業保険といわれる「基本手当」の申請に関しては、私服で行っても問題ありません。

あまりラフすぎる格好や汚れた身なりは避け、清潔感を持たせることを意識しましょう。

基本手当を受給する手続きに必要な書類は以下を参考にしてください。

・離職票-1と離職票-2(会社から受け取る)
・マイナンバーカードなど、マイナンバーのわかるもの
・運転免許証など本人確認書類
・写真(正面上半身、縦3cm×横2.5cm)2枚
・印鑑
・本人名義の預金通帳やキャッシュカード

求職活動でハローワークを利用するときの流れ

この項目では、利用する頻度が高い求職活動でハローワークを利用する際の流れを説明します。

1.求職申込書の記入・登録

最寄りのハローワークにて求職申込書を記入し、利用登録を行います。

求職申込書が受理されたらハローワークカードが発行されます。

ハローワークカードは、利用時には忘れずに持参するようにしましょう。

2.求人情報の検索

求人情報はハローワークの端末か、もしくは事前に登録して自分のスマホやパソコンから検索します。

自分だけで検索もできますが、窓口で求人全般の相談や紹介を受けることもできます。

ハローワークの端末を利用する際は、混雑していると時間制限が設けられる場合があります。

3.窓口で応募したい求人を伝え、応募する

求人への応募方法は2通りあります。

・紹介状を発行してもらう
・自主応募する

応募する求人が見つかったら窓口にその旨を伝えると、職員が企業に連絡をしてくれます。

面接日や応募した企業の所在地などが記載された「紹介状」をもらえますので、面接の際に持参してください。

マイページを開設している場合は、オンライン上で応募することも可能です。

注意点として、オンラインの場合はハローワークの紹介ではなく自主応募という扱いになります。

自主応募扱いだと紹介状は発行されないので、自身で企業とやりとりする必要があります。

他にも一部の手当が支給対象外になる場合がありますので、応募前に確認してください。

求人への応募は窓口で職員に伝えて紹介状を発行してもらうか、オンラインで自主応募する2通りがあります。

ハローワークで求職活動をするメリット

ハローワークは誰でも無料で利用できるなどのメリットがあります。

メリットは以下の通りです。

・求人数が多い
・誰でも平等に情報公開されている
・地元求人に強い
・無料で就職全般のサポートが受けられる
・公共機関との連携がスムーズ

具体的な内容について以下で解説します。

求人数が多い

ハローワークは求人数が多く、掲載されている職種が豊富なのも特徴です。

民間の転職エージェントと異なり企業側の利用も無料なのが理由で、民間では扱うことが少ない職種も多数掲載されています。

求人数が多ければその分選択肢が広がるので、気になる求人が見つかる可能性が高いです。

誰でも平等に情報公開されている

公的機関なので、仕事を探している人なら誰でも条件なく求人の検索や閲覧ができます。

民間の場合は求職者の状況によって、提供する情報を変えてくる場合が少なくありません。

求人への応募には条件があるものの、求人情報自体は誰にでも平等に公開されています。

地元求人に強い

ハローワークは地域とのつながりが強く、地元企業の求人も多いのが特徴です。

地方の求人は民間だと対象外の場合がありますが、ハローワークなら全国豊富に求人情報を扱っています。

自宅近くや地元で働きたいという場合には、ハローワークなら地元の求人が見つけやすいでしょう。

無料で就職全般のサポートが受けられる

ハローワークなら求職活動全般のサポートを原則無料で利用できます。

求職活動中は収入が減るので、金銭的な心配が多かれ少なかれあるでしょう。

無料でサービスを利用できるのは、求職者にとっては大きなメリットです。

自分で情報収集し動くことができれば、無料で有益なサポートを受けられます。

公共機関との連携がスムーズ

病気や経済面など特別な事情がある場合、他の公共機関との連携がしやすいメリットもあります。

公的機関同士の方が、やりとりがスムーズにいきやすいのが理由です。

複雑な事情を抱えている場合は、公的機関であるハローワークを利用したほうが安心でしょう。

ハローワークで求職活動をするデメリット

ハローワークは誰でも利用できるという点が、デメリットになる場合も多々あります。

デメリットは以下の通りです。

・ブラック企業の求人を引く可能性が高い
・自分に適性があるかがわかりにくい
・待ち時間が長い
・対応する職員の質にバラつきが大きい
・働きながらの利用が難しい

具体的な理由を解説します。

ブラック企業の求人を引く可能性が高い

いわゆるブラック企業も多く掲載されていることが最大のデメリットです。

企業側の利用も無料なので、人材確保にお金をかけられない・お金をかける気がない企業の求人も紛れています。

ハローワークで紹介される求人数は多いのですが、大手や条件の良い企業は掲載されていないことが多々あります。

大手や優良企業がハローワークに求人を掲載しない理由としては、応募が来すぎて採用の手間が増えてしまうのが理由です。

人材確保に力を入れる条件の良い企業ほど、民間の求人に掲載して採用の手間を減らす傾向があります。

求人数が多い分、条件の悪いブラック企業が紛れ込んでいることは知っておいてください。

自分に適性があるかがわかりにくい

企業の情報が少なく正確ではない場合も多々あり、自分に適性があるのかわかりにくいというデメリットがあります。

民間だと比較的詳細に情報を教えてもらえますが、ハローワークは限られた情報しか掲載されていません。

審査が厳格ではないため、掲載されている情報の正確性が保障されていないのも問題です。

ハローワーク経由での求人に応募したら、求人情報が実際の雇用条件と違ったという報告も実際にあります。

情報を精査して自分に適性があるか判断できる人でないと、ハローワークだけで自分に合った仕事を探すのは難しいでしょう。

待ち時間が長い

利用者が多いので、何をするにも待ち時間が長いのはデメリットに感じるでしょう。

誰でも利用できるということは、年齢が若い・スキル持ちなど転職に有利な人でも平等に扱われるということです。

転職に有利な条件をもつ人は、民間サービスを利用して転職活動をする方が効率的です。

対応する職員の質にバラつきが大きい

公共機関であるハローワークは、民間企業ほど教育に力を入れていないので、職員の対応の質にバラつきがあることも少なくありません。

必ずしも希望する職種に詳しい訳ではなく、中には非正規職員もいて事務手続きしかできない場合もあります。

あくまで公的機関なので、職員がキャリアや就職関係に詳しい人とは限らないのもデメリットといえます。

働きながらの利用が難しい

ハローワークは、利用可能時間が平日の日中のみに限られています。

在職中は求人の応募はできませんが、求人検索などハローワーク自体の利用は可能です。

ただしハローワークは全国共通で、平日8:30〜17:15の開庁時間しか利用ができません。

カレンダー通りの勤務をしている方だと、在職中の転職活動には利用できない可能性が高いでしょう。

キャリアコーチングとハローワークの併用がおすすめの理由

ハローワークのデメリットを解消して有効活用するためには、キャリアコーチングの併用がおすすめです。

その理由は以下の通りです。

・働きながら利用しやすい
・徹底した自己分析を受けると転職活動に有利
・100%転職者の立場で就職サポートが受けられる
・好条件の求人が見つけやすくなる
・就職後もサポートが受けられる

特に若い世代が利用すると将来のキャリア形成に有利になりますので、ぜひ参考にしてください。

働きながら利用しやすい

時間の融通が利きやすく、忙しくても効率よく利用できるメリットがあります。

ハローワークは無料で利用できますが、活用するには能動的に求職活動をする必要があります。

また、利用時間が平日の日中に限られるので、働いていて利用できない方も多いでしょう。

キャリアコーチングなら担当者が二人三脚で活動してくれるので、ポイントを絞って要領よく求職活動ができます。

働きながら転職活動をするのは大変なので、効率よく動きたいものです。

キャリアコーチングのプロのサポートを受けたほうが、よい結果に結びやすいでしょう。

徹底した自己分析を受けると転職活動に有利

キャリアコーチングによる徹底した自己分析は、今後のキャリア形成を見据えた転職に役立ちます。

自分がよくわからず迷子になっているのが原因で、就職に失敗し転職を繰り返す方は少なくありません。

今後の目標や方向性を明確にすれば、転職後のミスマッチを防げます。

豊富な知識経験を持つコーチとの対話により、自分だけでは気づかない新たな可能性や将来を見出す場合もあるでしょう。

自己分析によって自己理解が深まれば、就きたい仕事やキャリアの築き方を具体的にイメージできるようになります。

100%転職者の立場で就職サポートが受けられる

100%あなたの立場に沿った、質の高い就職全般のサポートが受けられるのもメリットです。

よく比較されるハローワークや民間の転職エージェントとは、立ち位置や質に差があります。

ハローワークはサポートの質や内容にバラつきがあり、相談するにも待ち時間がかなり長い傾向にあります。

転職エージェントの場合は、求職者の利益というより紹介報酬が高い企業を優先的に紹介してくる場合も少なくありません。

キャリアコーチングは費用がかかる分、100%求職者の利益になる質の高いサポートが受けられます。

好条件の求人が見つけやすくなる

キャリアコーチングなら好条件の求人を見つけやすく、採用されるための対策ができます。

キャリアコーチングのコーチ陣は、豊富な知識経験から効率よく優良企業を探し出すノウハウを有しています。

また、コーチ陣は、大企業の人事担当や経営者の経験を持つ人が多いのも特徴です。

採用者側の目線での書類や面接対策は、希望する企業に採用される有効な対策になります。

自分に合った求人が見つからない・面接が苦手という方に、キャリアコーチングはおすすめのサービスです。

就職後もサポートが受けられる

就職後もコーチが長期的な目線で、キャリア形成の手助けをしてくれます。

一人ひとりに担当コーチがつくので、話すのが苦手でも気軽に相談しやすいので安心です。

また、キャリアコーチングで徹底した自己分析をすると、自分を理解できて自信がつきます。

自分に自信がつけば、仕事で問題があっても前向きに解決できるでしょう。

就職はゴールではなく、あくまでスタートラインです。

就職後もきめ細かくサポートしてもらえれば、自分の理想とする働き方を目指しやすくなります。

まとめ:ハローワークも上手に活用すれば効率よく転職活動ができる

ハローワークは無料で利用でき、上手に活用すれば就職活動の強い味方になります。

一方で、待ち時間が長い・提供される求人情報の質に問題があるといったデメリットも存在します。

ハローワークの利用には、主体的な就職活動が求められるでしょう。

しかし、特に若い世代は自分に合う仕事が分からず就職に失敗し、転職を繰り返すケースが少なくありません。

キャリアコーチングを利用し、自分に合った仕事やキャリアプランを明確にしてから転職活動をするのをおすすめします。

キャリアコーチングに興味がある方は、スゴキャリのキャリアコーチングサービスがおすすめです。

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