仕事に感情はいらない?デキる人が実践する感情コントロール術と活用方法

2023.8.1 (火)

人生

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「仕事に個人の感情を持ち込むべきではない」「感情の入らない仕事は一流ではない」など、仕事に感情は必要か否かについてはさまざまな意見がネット上にあります。

結論として、感情は完全にはなくせないので上手にコントロールしつつ、仕事に想いを活かすと自身の望む成功に近づけます。

この記事では、仕事における感情との付き合い方や、仕事で想いを持つことの大切さ、キャリア形成への活用方法について解説します。

今の仕事で感情を抑え込んで淡々と仕事をしているけれど、このままでいいのかと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

仕事で感情を抑え続けるデメリット

個人の感情を仕事に持ち込むべきではないというのは間違ってはいませんが、感情を完全に持ち込まないことは難しいというのが現実でしょう。

なぜなら、感情というのは自然にわいてくるもので、無理に感情をなくそうとするとこころに負担がかかるからです。

感情むき出しの仕事ぶりは感心できませんが、無理に抑えても仕事に悪影響が出てしまいます。

以下で感情を抑え続けるデメリットについて解説します。

仕事のパフォーマンスが低下する

感情を抑え続けると、仕事自体に向けるエネルギーがだんだん湧かなくなり、パフォーマンスの低下を招きます。

人間にとって、感情は行動を起こす原動力です。

無理に抑えつけると、やる気や新しいアイデアが出にくくなり、パフォーマンスの低下につながるのです。

自分の感情を無視することが当たり前になってしまうと、だんだん自分自身がどう感じているのか分からなくなってしまいます。

自分の感情が分からなくなると、感情をうまくコントロールし他人とうまく関わるスキルが身につきにくくなり、結果としてパフォーマンスの低下を招くでしょう。

感情を抑えつけることは仕事への原動力をなくすだけではなく、感情をコントロールが必要な人付き合いの能力まで低下させてしまうのです。

メンタル面への悪影響

感情を我慢しすぎること自体がストレスになり、メンタル面に悪影響が出ます。

無理して感情を抑え込もうとすればするほど、我慢しなくてはならないストレスがかかるからです。

自分の気持ちにフタをし続けることで、だんだん感情を抱くことに罪悪感を覚え、本当は何をしたいと思っているのか見失ってしまう場合もあります。

仕事中に自分の気持ちを抑えるストレスの反動から、私生活での感情のコントロールがうまくいかなくなる場合も少なくありません。

適切に感情を表現することは、ストレスを上手に発散するためには重要なことです。

感情を無理に抑えて自分の気持ちに嘘をつくことは、メンタル面への悪影響が想像以上に大きいと知っておいてください。

完全な無感情になるのは困難

そもそも人間が、ロボットのように完全に無感情になること自体が困難といえます。

人の感情はさまざまな場面で自然にわいてくるものなので、意識してなくそうとしても難しいのが理由です。

仕事中に感情を完全になくそうとするのは、人間である以上無理という前提で考えた方がよいでしょう。

逆に言えば人間には感情があるから個性があり、自分らしさを発揮し新たなアイデアを生み出すもとになります。

特に最近はロボットやAIが活躍する時代になっており、ロボットと共存しつつ人間にしかできない仕事ができる人材が求められています。

誰かの感情や想いに働きかける仕事は人間にしかできないもので、今後ますます求められるかもしれません。

人間は無感情になれない代わりに、感情を活かしたクリエイティブな仕事ができるのです。

デキる人の感情コントロール術

いわゆる「仕事がデキる人」は、感情をコントロールするのが上手なだけではありません。

仕事において感情を抱くのをデメリットばかりだとは考えず、仕事にプラスになる感情は積極的に活用しています。

ここでは、感情を仕事にプラスに働かせるためのコツを詳しくお伝えします。

デキる人の感情コントロール術は以下のようになっています。

・感情の中でも「負の感情」は切り離す
・「ポジティブな感情」は積極的に活用する
・感情が揺さぶられたときこそ冷静になる
・他人と比較しない
・息抜きをして、こころに余裕をもたせる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

感情の中でも「負の感情」は切り離す

デキる人は自分の中にある感情を冷静に分析し、負の感情を仕事に持ち込まないようにします。

仕事においての負の感情として代表的なのは、怒り・悲しみ・不安などです。

負の感情にとらわれると、冷静に仕事ができなくなって効率が落ちるだけではなく、トラブルの原因になりかねません。

仕事に自信がなく周りからの評価を過剰に気にすると、負の感情に支配されやすくなってしまいます。

たとえ失敗しても次に活かし、気持ちを切り替えて前向きに頑張れば、負の感情を切り離すことができます。

自分自身にとってマイナスの影響をもたらす負の感情は、積極的に手放すようにしてください。

「ポジティブな感情」は積極的に活用する

一方でポジティブな感情は自分にも周りにも良い影響をもたらすので、積極的に活用してください。

喜び・希望・満足感などが、ポジティブな感情の代表的なものです。

ポジティブな感情を仕事に活かせば仕事へのやりがいを見いだしやすくなり、将来のキャリアについても前向きに考えられるでしょう。

ポジティブな発言は周りとの関係性をよくし、職場の雰囲気をよくすることにもつながります。

仕事にポジティブな感情をもつことは、モチベーションの維持や周りとの関係性をよくするなど、メリットがたくさんあります。

感情が揺さぶられたときこそ冷静になる

仕事中にトラブルを起こしたり理不尽な思いをしたりして、意図せず感情が揺さぶられることもあるでしょう。

悪い意味で感情を揺さぶられる出来事が起こったときこそ、冷静になるように意識しましょう。

つい感情的になって逃げ出したくなるかもしれませんが、慌てずにまずは一呼吸おき、必要なら上司に報告したり助けを求めたりしてください。

仕事がデキる人は、悪いことこそ早めに報告し、報告するときも感情的にならず事実を冷静に報告するものです。

自分にとってつらく悪い出来事に感情が揺さぶられたときこそ、冷静になる必要があります。

他人と比較しない

仕事において最も切り離すべき負の感情は「嫉妬」だと知っておいてください。

同期が自分より高い評価を受けたり、年下の後輩が昇進したり、働く上で嫉妬心を抱く場面は多々あります。

残念ながら他人と比較して嫉妬しても、あなた自身の評価は変わりませんし、トラブルのもとになりかねません。

人はどうしても周りと比較してしまいがちですが、比較する対象は他人ではなく、過去の自分です。

そもそも嫉妬しやすい人は、自己評価があいまいで他者の評価に依存している傾向があります。

「過去の自分と比較してどのくらい成長したのか」に目を向ければ、前向きにこれからのキャリアについて考えられるでしょう。

周りと比べて落ち込み、嫉妬してしまう気持ちもよくわかりますが、嫉妬心は仕事に逆効果でしかないので避けてください。

息抜きをして、こころに余裕をもたせる

上手に感情のコントロールをし続けるためには、息抜きもとても大切です。

休日には好きなことをしたりリラックスしたり、自分なりのストレス発散方法をもっておくことをおすすめします。

特に睡眠不足になると疲れが取れずネガティブ思考になりやすいので、日々の睡眠時間はしっかり確保するようにしてください。

こころに余裕がないと感情をコントロールするのは難しいので、オン・オフのバランスを取ってリフレッシュの時間をもつことが大切です。

仕事で感情を抑えなくてはならない分、プライベートでは羽を伸ばしてこころのバランスをとるようにしましょう。

デキる人は「感情」をコントロールし「想い」を大切にする

感情をもつことは負の感情も含めて自然であり、決して悪ではありません。

感情を無理に排除しようとせず、コントロールするものだと理解することが大切です。

そして、「興味のある分野がある」「仕事で成し遂げたいことがある」といった仕事への想いは大切にしてください。

仕事に対しての熱い想いは、困難なときでも前に突き進む原動力となり、成功には欠かせないものだからです。

仕事がデキる人は感情に左右されず、想いを自分軸として大切に日々仕事をしています。

感情はいらないと排除しようとするより、感情があることを前提に活かすほうが人間として自然であるといえます。

「想い」がキャリアの成功に必須な理由

経営者など成功者といわれている人は、誰しも仕事に対して熱い「想い」をもっています。

なぜキャリアの成功には想いが必須なのでしょうか。

その理由はこちらです。

・目標達成への強い原動力になる
・困難があっても立ち向かえる
・チャンスが巡ってきやすくなる
・上司や同僚との関係性が良くなる

以下で詳しく解説します。

目標達成への強い原動力になる

想いは目標達成への強い原動力になります。

キャリアの達成には設定した目標を達成して成長し続ける必要があります。

目標達成への熱い想いがあれば、たとえ高い目標であっても達成に向けて頑張り続けることができるからです。

現状として、給料が仕事で唯一のモチベーションになっている方は多いと思います。

もちろん給料は仕事への大きなモチベーションになりますが、お金だけではモチベーションの維持は難しいものです。

いくら給料が良くても、興味もなく目標も抱けない状態で働き続けるのは、いずれつらくなってくるでしょう。

仕事でのモチベーションの維持は、やりがいや達成感といった精神的な満足感が大きく影響するからです。

そのため仕事に情熱的になれる想いをもつことは、仕事のパフォーマンスを上げキャリアアップへの強い味方になります。

仕事に対して熱い想いをもつことでモチベーションの維持や、目標達成へ頑張る原動力になります。

困難があっても立ち向かえる

仕事に限らず、目標は高ければ高いほど困難が多くあるものです。

くじけてしまいそうなことも多々あると思いますが、想いがあれば困難があっても諦めずにやり遂げられます。

想いを自分の軸として常にもっていれば、トラブルや周りの妨害があっても振り回されることなく諦めずに頑張れるでしょう。

困難に立ち向かうためのスキルや知識を学ぶときにも、想いは大変重要になります。

親や学校に言われたように学ぶ子どもと違い、大人は自分が必要と感じないと学習しようと思わないものだからです。

逆に、何かを学びたいという想いさえあれば、学習が苦になりにくくスキルや知識が身につきやすくなります。

自分の中に強い想いがあればそれが軸となり、困難があっても頑張り続けられるのです。

チャンスが巡ってきやすくなる

実現したいことへの熱い想いを持って頑張り続ければ、思いがけずチャンスを引き寄せられる可能性があります。

たとえ今は実現が困難な夢であっても熱い想いをもって頑張り続けた結果、どこかの縁が巡ってきてチャンスをつかめたという人は意外と多いものです。

スキルはあってもやる気のない人より、未熟でも熱い想いをもっている人の方を採用したいと考える経営者は多くいます。

注意点として、夢をかなえるチャンスをつかみ実現するには、想いだけではなく努力も必要であることが挙げられます。

熱い想いをもち頑張り続ける姿は、チャンスを引き寄せる力も秘めています。

上司や同僚との関係性が良くなる

想いを込めた仕事は成果につながりやすく、上司や同僚に評価されることでしょう。

ポジティブに仕事を頑張る姿は職場の雰囲気をよくして、周りによい影響をもたらします。

上司や同僚に働きぶりを評価されることは、自分自身にとってのメリットも大きいものです。

よい評価を重ねれば、だんだん重要な仕事を任されるようになり、昇進し給料アップする人も多くいます。

成功者の中には「やりたい仕事に没頭していたら、自然に周りからの評価やお金がついてきた」という経験をする方も少なくありません。想いを持って仕事に取り組む姿は周りへよい刺激を与え、職場での評価アップにつながります。

「想い」をこめられる仕事の見つけかた

仕事への想いは大切とはいえ、今の仕事で成し遂げたいことや目標を考えることは難しいと感じる人がいるのは事実です。

中には、今後の目標やキャリア形成をわざわざ考えなくても、仕事に行けさえすれば問題ないのでは?と思う人もいるかもしれません。

確かに若いうちは仕事への想いより、コスパよく働くことが最もよいと思う方も多いでしょう。

問題はコスパ重視で働き続けると、年齢を重ねたときに相応のスキルやキャリアがついていない可能性が高いことにあります。

結果として後輩にキャリアを越されたり、会社の業績が悪くなれば真っ先に人員整理の候補になってしまったりするリスクが高くなります。

仕事に何の想いも抱けないまま、数十年後に同じように働き続けられるのかという視点で、ぜひ考えてみてください。

経験に見合ったキャリアアップをし働き続けるためには、想いをこめられる仕事に就くことがとても重要です。

想いを込められる仕事をどう見つけるのかと悩んでいる方は、キャリアコーチングでプロと一緒に考えてみるのが有効な方法になります。

一人で考えると思いつかないような自分の「つよみ」や「仕事への想い」を知ることができるでしょう。

まとめ

仕事に感情はいらないと無理に抑えようとすると、こころに無理が生じて自分を苦しめてしまいます。

感情は悪いものばかりではなく、上手にコントロールすれば仕事の強い味方になるものです。

感情のコントロールのためには、嫉妬などの負の感情を手放して、仕事への想いなどポジティブな感情を積極的に表現することが大切です。

仕事への想いを軸にしてポジティブに仕事に取り組めば、自身のスキルアップだけではなく、職場全体の雰囲気もよくすることにもつながります。

また、社会的に成功を収めたいならば、仕事に対して熱い想いを持つことが必須になります。

成功を収めるためには必ず困難があるものですが、熱い想いを軸に持っていれば乗り越えるために頑張ることができるからです。

熱い想いを抱けるような仕事を探すには、まずは自分の好きや興味など自分らしさを充分に深掘りすることから始めてみてください。

自分らしさを一人だけで見つけるのはとても難しいので、他の人に客観的な視点での意見をもらうとよいでしょう。

一緒に考える相手が見つからない・誰に意見をもらえばよいかわからない方は、キャリアコーチングの専門家であるスゴキャリで相談してみることをおすすめします。

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